なんかそれっぽく言っとけばいい

適当に適度なことをまったりと。

4/20発行 非公式イナズマ考察本 (ほぼ)全文公開~ガバガバ補足を添えて~

 

 

お久しぶりです。

はてなブログのことをすっかり忘れておりました。

私はにわとりの頭なので三歩歩くとすぐに忘れます。ごめんね。

最後に更新したのがアレスなのになんか飛んでオリオンとアレスの考察です。

 

それはさておき。

 

4/20開催 青春カップ25にて頒布いたしました「非公式なイナズマ考察本 zumaELE」の全文を(ほぼ)公開させていただきます。

 

 

元々作ってるときから「あっこれ全文公開したほうがええわ」ってなったので…

考察って大まかに分けて【リアルタイムでの進行における過去の伏線とその先の考察】と【全ての材料が揃ってから世界観、時系列、伏線などの考察】に分けられると思うんですね。

で、この考察本、ガバガバなせいで両方やってるんです……。後者は別にいいけど前者はわりと鮮度が大事なので…なので公開させていただくことにしました。

いやほんと買っていただいた方はたぶん神様かなんかだと思います……ありがとうございます…神に感謝…拝んでおきます

 

ということで、ここからは全文の公開と新たに分かった事実などの補足もいれていく「完全版(?)」として記載させていただきます。

 

あとこの考察を見る際は

「脚本の人そこまで考えてないと思うよ」という考えを一切捨てて読んでください

 

 

 

▽前書きと注意事項

この本は小説ではなく「考察本」となります。
考察とは聞こえはいい感じですがようは自己解釈とストーリー、世界観考察を煮詰めた私めっちゃ楽しい本です。

全てが非公式であり、また実際のものと無関係となります。
今後のストーリー展開の予想なども妄想、憶測に過ぎません。


またイナズマイレブン オリオンの刻印第22話【※補足が入りますので最新話の28話】までに出た情報のみで書いてるものとなります。
つきましてはもう出てしまっている情報等もあるかとはございますが、その当時何を考えてたかという感じで見て頂けますと幸いです。


そしてこちらの内容は全て【イナズマイレブン アレスの天秤・オリオンの刻印】を楽しんでいる方向けとなります。

これを読んでからの苦情等は一切受け付けません。
ご了承ください。

長くなりましたが、それではよろしくお願いします!

 

 

アレスの天秤についてのおさらい

2016年7月27日、新作発表会にて正式発表され、2018年4月6日より放送開始された「イナズマイレブン アレスの天秤」。全26話構成となっており、これは2008年10月5日より放送されたアニメ イナズマイレブン(以下、無印と呼びます)と同様の話数となっており、ストーリーも無印と合わせた内容となっておりました。


イナズマイレブン アレスの天秤とは…
無名の弱小校であった雷門中学校のサッカー部は中学サッカーの全国大会「フットボールフロンティア(通称FF)」にて激闘の末に優勝し、一躍有名となります。
そして本来であれば、ここから物語は宇宙人と名乗るエイリア学園の襲来により大きく変動していくことになるのですが、それはまた別の話になるのです。


アレスの天秤、そして続編のオリオンの刻印(以下、戦神シリーズと呼びます)では、無印からイナズマイレブンGOへと続く時間軸とは別に、『エイリア学園の襲来が無かった、エイリア学園そのものが出来るきっかけの無かった世界』という新しい時間軸の話になるのです。
簡単に言えばパラレルワールドや平行世界の話です。


アレスの天秤の始まり
雷門サッカー部の優勝から1年。
日本列島のとある島「伊那国島」では10人の子供達が楽しくサッカーをやっていました。しかし、本土とはかけ離れた田舎の小島である伊那国島では、サッカー部に付く「スポンサー制度」による支援がありませんでした。


※スポンサー制度とは…現在大きく盛り上がりを見せている少年サッカー業界に伴って、それを企業が支援するという制度。冬海校長曰く「人気がありすぎるサッカーにおいて、安全なチーム運営には莫大な資金が必要であり、その資金を提供して、チーム運営を支えてくれるのがスポンサー。そして少年サッカー協会で日本の全サッカーチームにスポンサーを付けることが義務付けされた」とのこと。


少年サッカー協会で義務付けされたスポンサー制度ですが、伊那国島にはそのスポンサーがおらず、伊那国サッカー部は廃部が決定してしまいます。
それを食い止めようと、本作の主人公の一人、稲森明日人は懸命に抗うも叶わず。それどころか、病気を患っていた母の容態が悪くなり、明日人を一人残して亡くなってしまいます。
サッカーも母も失った明日人ですが、母の「サッカーは居なくならない、お前が必要とする限り、サッカーはそこにある」という言葉により、彼は立ち上がります。

 

物語は、そんなどん底に突き落とされた明日人の日の出と共に始まるのです。

 

懐かしい顔ぶれから新たなキャラまで、個性溢れるキャラクター達が繰り広げるサッカーによるストーリーが、この「アレスの天秤」です。

また本作の主人公は明日人一人ではなく、灰崎凌兵、野坂悠馬の三人で構成されているのも新しいですね。
ここはおさらいなので、もし「オリオンは見てるけどアレスは見ていない」という方は一度1話~5話ほど視聴してみるのも面白いかもしれませんね。特に1話は5分で話がめちゃくちゃ進むのでいろんな意味で目が離せません。


アレスの天秤とはなにか
アレスの天秤は野坂悠馬率いる王帝月ノ宮サッカー部のスポンサー「月光エレクトロニクス」が開発しているプログラムの名称になります。
これは新世代の人間、完全なる人を作り出すための装置でした。


幼少期よりDNA分析に基づいた合理的なプログラムを実行、その子供一人一人にあった教育プランをシステムが提案する、というものです。月光エレクトロニクスの社長、御堂院の口ぶり的にはアレスの天秤は金儲けのための道具であり、また今の少年サッカーが一番金になるからアレスの天秤を使ってアレス・クラスター(アレスの天秤の教育を支持する者達)を増やしていました。


しかしこのアレスの天秤には、大きな欠陥があったのです。
それは使用者が徐々に感情が無くなっていくこと(正確には感情の起伏が薄れていく)、また教育プラン内で服用する薬の副作用によって脳に腫瘍が出来ること。

ここからは少し考察になりますが、アレスの天秤は恐らく脳に直接影響を与えるタイプのシステムなのだと思います。アニメでもヘルメットのようなものを被っていたので。
なので、野坂の脳腫瘍はその影響なのではとも思えるのですが、使用している薬の方に問題があった、ということなので、言い換えれば『その薬を使用しなければ、まだアレスの天秤に価値はある』んですよね。

アレスはオリオンの前日譚に過ぎないのですが、
前日譚だけのものでも無いような気がしてならないんです。
それこそ、形を変えて今後出てくることもあるかもしれません。

 

【追記】

冷静に考えてそろそろアレスの天秤忘れられてる気がしてきた おい泣くなよ…

 


▽アレスに黒幕はいない

アレスの天秤についての項目と繋がってくるのですが、そもそもアレスは前日譚に過ぎません。
なのでアレスの天秤では黒幕は存在しないのです。もっと言えば、悪いやつは居てもラストボスが存在していないんですね。
野坂ではないのか?という意見もチラホラ見てましたが彼に善悪の概念というものがあまり無いというのと、何よりアレスには「倒すべき敵」が存在していないのです。


●前日譚における三人の主人公の目的
ここでそれぞれの主人公の視点による目的を考えてみます。

 

  • 稲森明日人…伊那国島でサッカーを続けたい→そのためにはスポンサー制度を受ける必要がある→そのための条件として雷門へ入ること、星章との試合で勝つこと→紆余曲折を経てFFでの優勝を目指す
  • 灰崎凌兵…幼なじみである茜を廃人同然にしたアレスの天秤を壊すこと→そのためにアレスの天秤の大元である月光エレクトロニクスがスポンサーをしている王帝月ノ宮にFFで勝ち、アレスの天秤の教育を否定する
  • 野坂悠馬…幼少時のネグレクトから施設に預けられ、同じような子供が何人もいることを知り「自分のような子供を生み出したくない」と考える→そのためにアレスの天秤の力を使い世界を変える必要がある→しかしアレスの天秤には欠陥があることを知り、自身の目的を叶えられないと悟り内部告発を決意する

 

明日人の目的については何故突然FF優勝になったのかですが、これは恐らく作中で語られていないせいで突然現れたような感じになっています。これに関しては、スポンサーが付いても、それはあくまで伊那国雷門のスポンサーのため、本来の伊那国サッカー部にスポンサーをつけるならば、FF優勝でもしないと…的なことになったのかもしれません。

【追記】

なんていうか今のイナズマイレブンマジで行間を省くせいで「は?なんでそうなったん?」みたいなのが多いんですよね……行間読むオタクばっかりじゃないんだからそこはもっと出せよ、と思うんですが逆に出さないならネタバレになるから出さないとかそういうルールみたいなの……ヒノォォォ


灰崎と野坂は理由が違えどもたどり着く最終目的は「アレスの天秤の破壊」になります。
アレスの天秤を倒すべき(壊すべき)ものと認識するのならば、主人公の二人は同じ目的を持つことになるわけです。


●野坂は裏の主人公的立ち位置
野坂は、幼少からアレスプログラムを受けていましたしアレスの教育プログラムを使って不出来でない人間を生み出すことが後の人類の繁栄に繋がると考えていました。

自分みたいな不幸な人間を生み出したくないという感情が一番強く、帰結すると親がそんな風になったのは【今の現代社会が人を不幸にする】から、自分のような不幸の連鎖が生まれてしまう、と考えている。こいつ人間じゃねぇよ 胡散臭い櫻井孝宏に導かれて王の選定の剣抜いちゃうタイプだよ……この世で信じていい櫻井孝宏は戦神のキャラとルシフェル様とアーサーとおそ松兄さん辺りだって言っただろ……

しかしそれはシステムの欠陥により出来ないものだと確信するのです。


だから彼はそれを切り捨てることを決意しました。FFは三ヶ月の間行われていたのと野坂の手術の期限三ヶ月だったので、少なくともFF開始前には切り捨てる算段を付けていたのだと思います。

そう考えると、ストーリーが始まった時点で主人公三人は目的が違うにせよラストボスになることは無いし、あくまでライバル同士、という位置関係になるんですね。

 

まとめると【テイルズオブヴェスペリアにおけるフレンで、こじれなかった()コードギアスのスザク】とかそんなん


これに関してはストーリーの展開上、全部を知っていて初めてそういう見方が出来るので、オリオンもそうですが、アレスは初見だとよく分からないまま終わりを迎えた、と思われても仕方ないと思います…。

また御堂院に関してですが、金儲けのためだけにアレスの天秤を使用していたのと、月光エレクトロニクスは倒産するわけではないらしく、たとえスポンサーを外れたとしてもそのまま存在はする会社だということなので、影山達のようにサッカーへのねじ曲がった思想とかそういうのは無いので、そういった意味でも彼は黒幕では無いですね。

 

【追記】

 

ぶっちゃけ御堂院は噛ませ犬だと思ってるよ

 

 

▽オリオンの刻印のおさらい

続いてはオリオンの刻印のおさらいとなります。
2018年10月5日より現在も好評放送中のアニメ「イナズマイレブン オリオンの刻印」。前作のアレスから続く続編で舞台は日本から世界へと移っていく話となります。


●オリオンの刻印の始まり
明日人たち伊那国・雷門がFFを制覇した一ヶ月後、今度は少年サッカーの世界大会「フットボール・フロンティア・インターナショナル(通称FFI)」が開催されることになりました。それはFF出場校から抜擢されたメンバーが日本代表となり、世界と戦うこと。選ばれたもの、選ばれなかったもの、それぞれの想いの胸に抱き、舞台は日本から世界へと移り変わっていくのです。その水面下で「オリオン財団」と名乗る不可思議な組織の陰謀がうごめいているとも知らずに。

 

代表に選ばれた明日人は、唯一知らない顔ぶれである一星充と出会います。ロシアのチームでサッカーをしていた経験から代表に選ばれたと自負する穏和そうな少年。
しかし彼には、ある秘密が隠されていました。

 

一星が代表に選ばれた本当の理由は、イナズマジャパンを潰すこと。

 

従来のシリーズとは一転し、懐疑から始まるのがこの「オリオンの刻印」です。賛否両論、否定と肯定の嵐、何が良くて悪いのか、誰にも分からないまま動いていくストーリー。
けれど、私はこう思うのです。

まだこれは続いている途中なのだ、と。道はまだ途中です。その先を知りたければ、全てを見るにはまだ、途中でしかないのです。

 

●オリオンの刻印とは、オリオンの使徒とは
オリオンの刻印を持つもの、それがオリオンの使徒です。
青いオリオン座の刺青のようなものが体のどこかに刻まれているのが特徴とされており、イナズマジャパンが対峙した各国ではこの刻印を持つ選手も多くいました。


※普段は見えないのですが、血流が良くなると見えるようになる隠し刻印だそうです。なので浮き上がるような演出になってます

【追記】

 

この情報はウィキペディアに載ってた 社長がなんか雑誌で言ってたらしい


彼らは皆、オリオン財団から派遣されたスパイでオリオン財団の指示通りに動く駒となります。なので使徒と呼ばれているんですね。


●オリオン財団とは
いまや熱狂的なまでに盛り上がるサッカーの経済効果は世界経済を左右するとも言われています。そんなサッカーの経済効果を最大にするために各国代表にスパイであるオリオンの使徒を送り込み、試合結果を操作し、

いわゆる八百長ってコトネ……。平等主義のフィフスと違うのはたぶんココ。28話でアメリカを勝たせた(?)のは裏でお金が動いてたから、かもしれない。

ビジネスとして徹底的に管理しようとしている巨大組織、それがオリオン財団です。また優秀な選手をスカウトしており、才能がある子供たちをオリオンの使徒として育ているとも言われています。
そのオリオン財団を取りまとめているのがギリカナン。今作の敵、といっても過言ではないでしょう。

 

【追記】

あのギリカナン偽物じゃねえーーーーーーか!!!!!!!!!!! 団長!!!!! 希望の花流しておきます()

 

 

▽アレスという前日譚、オリオンとの関係

前日譚だと言われているアレスの天秤ですが、オリオンの話が進むにつれ、残っている謎とのつながりがあるように思えてきました。ここではアレスとオリオンの関係について考察していきたいと思います。


●オリオンへと繋がる伏線その一 強化委員制度
アレスが始まった当初、少年サッカー協会はスペインと親善試合に負けてしまった雷門イレブンを「強化委員」としてそれぞれを別のサッカーチームへと送り込むことを提案し、雷門イレブンはこれを承諾しました。


※強化委員とは…親善試合に負け、日本サッカーのレベルが世界に遠く及ばないと結論付けた少年サッカー協会により、日本中のサッカーチームを強くするためにマネージャーも含む雷門イレブンたちを全国の中学校に派遣し、選手の指導を行うことを目的としている。派遣先は少年サッカー協会の候補を元に本人の希望を入れて決定しており、全員違う学校へ派遣されているので各学校に一人という形です。また学校自体が強化委員を必要としていない場合もあり、全てのチームに強化委員がいるとは限りません。

 

そうして誰もいなくなった雷門に新たなチームとして伊那国の面々が入るのですが、この強化委員の制度やアレスの天秤のシステムから見るに私は「世界へ行かなければならない事態になる、もしくは世界編に何かが存在しているから、そのための土台作りをしているのかもしれない」と考察していました。

 

アレスの天秤も強化委員制度も、言ってしまえば今の日本少年サッカーのレベルを上げるための装置に過ぎないからです。これら二つは用途はまったく異なるとはいえ、最終目的は「レベルの底上げ」には違いありません。もっとも、アレスの天秤は世界へ行くためのものではなく、経済目的のために作られていたので皮肉にもサッカー界隈での使用により優秀な選手を生み出すものとなっていたのですが。


●オリオンへと繋がる伏線その二 アレスの天秤
強化委員制度の項目でも触れましたが、アレスの天秤は元々金儲けのための道具として作られています。その用途は新世代の人間、完璧なる人を生み出すためのものでしたが、使用上の問題がありそれを野坂に内部告発され、アレスの天秤は解体となりました。
しかしアレスプログラムによって王帝月ノ宮のチームは優秀な選手の集まりとなっており、野坂もまたアレスプログラムによって生み出された革命児には違いありません。
そして、今最も経済効果の得られるサッカー界でアレスの天秤を布教することによって御堂院は莫大な利益を得ようと画策していたのです。


●オリオンへと繋がる伏線その三 スポンサー制度
アレスの項目で触れましたが、今作からすべてのサッカーチームにはスポンサーを付けることが義務付けられ、そのせいで伊那国サッカー部は廃部へと追い込まれてしまいます。
そしてスポンサー制度は、現在のサッカー業界において安全な運営を行うための資金源として、またスポンサー側からはチームに貢献しそのチームが強くなれば強くなるほど、知名度が上がれば上がるほど、自身の会社の利益になるわけです(広告などで選手とのタイアップをしているので自社商品、取り組みの宣伝にもなり売り上げなどが伸びることが期待できるからです)。

つまりスポンサー制度は経済効果が期待できる上、選手たちの向上に繋がるウィンウィンの関係にある、ということ。

 

●伏線から見るアレスとオリオンの関係~経済~
ここまでくればもう大体察しがつくのではないでしょうか。
このアレスでの伏線は、全てオリオンと繋がってくるのです。

それでは詳細を書きます。


オリオン第20話にて新条琢磨がイナズマジャパンの前に初めて姿を現すのですが、その際に「世界サッカー協会理事でもあるギリカナン様の…」という台詞を言っています。このことからギリカナンはオリオン財団の理事と世界サッカー協会の理事を兼任しているということが推察できます。

そして金雲が発言していたようにオリオン財団の目的は「パーフェクトワールド」を作り上げること。


パーフェクトワールドとは…オリオン財団がFFIの裏で推進している計画のこと。ビジネスの一環となったサッカーの試合を人為的にコントロールし、世界経済を管理。金雲曰く「パーフェクトワールドが実行されれば世界経済に莫大な利益が出るが、その反面サッカーに限らずスポーツ界全体が光を失ってしまう」とのこと。


つまり、オリオン財団は世界経済の管理を行うことによって、オリオン財団のルール(支配)の元にある世界を作りあげようとしているのです。そしてそのためには今最も金の動きがあるサッカーはもはやビジネスの種であり、そのためのコネクションは必要不可欠です。

アレスもオリオンも、その裏側には「経済」があります。

スポンサー制度によるもの、アレスの天秤によるもの、そしてオリオン財団によってもたらされるであろう「パーフェクトワールド」。このようにアレスとオリオンは実は「経済」というもので繋がっているのです。

 

●伏線から見るアレスとオリオンの関係~癒着関係~
前述したようにギリカナンは世界サッカー協会の理事でもあります。ということは、少年サッカー協会と何かしらのコンタクトを取っていてもおかしくはないと思うんですね。そもそも雷門の優勝から一年、あれだけ盛り上がりを見せている少年サッカーに目を付けないはずがない。現に日本代表に対して一星を送り込んだわけですからね。

 

だからこそ、円堂達は強化委員という体のいい客寄せパンダになったのです。

これは一種の抱き合わせ商法、ランダム販売に似たものです。
経済、つまりこれらをビジネスとして利益を得るものとしてより効果的にするという意味では【雷門は一箇所に集まらない方がいい】んです。

 

というのも一年後のFFで利益を出そうとしても、雷門が一番応援されるのは確実です。試合観戦も雷門が一番多いと思われます。前年の優勝校であれば確実に優勝候補に上がりますし、親善試合でも多くの観客が雷門を見に来ていました。【つまり雷門が揃っているとそこに全て集中してしまうんです】。ここで使用するのがランダム販売、抱き合わせ商法です。全く無関係の学校や前にいた学校などに一人一人バラバラに送り込みます。そうなると雷門を応援していた人達は自然と、彼らの中でも一番好きな選手を応援し始めますし彼ら全員の試合を見に行く人だって現れるでしょう。


そうなれば雷門一箇所に集まっていた顧客は別のところへ行き、また全ての試合を見るとなるとその分だけのお金は動いていくわけです。
簡単に言うとソシャゲで推しを引けるまでずっとガチャを回し続けるあれです(笑) それだけでもお金は動きますし、選手それぞれに魅力がありますから推しが沢山いればいるほど別の学校も応援し始めるしお金は飛んでいきます。

そしてそこにスポンサードを付ける。広告掲載、商品販売、選手とのタイアップ、とにかく売れるものは売れます。お金はどんどん回っていくわけです。

 

そしてそれとは別に、強化委員の本来の目的はレベルの底上げです。レベルを上げることによって世界と通用する力をつけること、これは後に開催するFFIで日本という国がサッカーでの経済効果を得るためでもあるのです。実際、日本でアジア予選が行われましたがその試合を一目見ようと海外からファンだって来てたはずです。その分お金は動くので経済効果は上がるのです。

 

つまり、強化委員は客寄せパンダとして散り散りになることによって利益を生み出しなおかつ来るべきFFIへの参戦のために使われていた、ということです。


●伏線から見るアレスとオリオンの関係~まとめ~

  • 1.強化委員は【世界と戦うために少年サッカー協会が立案したもので、雷門をバラバラにすることでそれぞれの選手や学校に顧客がつくよう仕向けたもの】
  • 2.少年サッカー協会は熱狂的になったサッカーというスポーツを【安全に運営するための資金源としてスポンサー制度を設ける。これによりスポンサーとなった企業は資金提供のかわりにチームとタイアップし、広告宣伝などで自社の宣伝を行い売り上げが伸ばすことができる】
  • 3.アレスの天秤は月光エレクトロニクスにより生み出され【優秀な人間を生み出し、それによって経済をまわす事によって生まれる利益から莫大な金を手に入れようとしていた】
  • 4.パーフェクトワールドは【ビジネスとなったサッカーの経済効果を最大にし、世界経済を掌握、ルールによる管理をする計画】

 

以上が、アレスとオリオンの繋がりだと推察しております。

ここまで書いておいて何ですが、「社長そこまで考えてないよ」って千代ちゃんの顔されてると思います!(笑)
ただスポンサードについて経済云々の話を社長がしていたのと今作は現代に近づけているのもあるので、まぁワンチャンあるかなーと。強化委員のくだりはなくたって他の2つはあると思いたいです…。

 

▽一星に残された謎

13話にてついに「一星光」として新たな一歩を踏み出した一星ですが、彼にはまだ謎が残されています。

 

●兄である充の存在
事故により父と兄を失った光。特に、2歳上の兄である充との仲が良かったためにそのショックから兄の死を受け入れられず、兄は生きていると思い込むようになりました。そしてその思い込みから解離性同一性障害(多重人格)になり、兄の充に成りきることで充の人格を生み出しました。

 

 解離性同一性障害とは

解離性障害は本人にとって堪えられない状況を、離人症のようにそれは自分のことではないと感じたり、あるいは解離性健忘などのようにその時期の感情や記憶を切り離して、それを思い出せなくすることで心のダメージを回避しようとすることから引き起こされる障害であるが、解離性同一性障害は、その中でもっとも重く、切り離した感情や記憶が成長して、別の人格となって表に現れるものである。(Wikipediaより引用)

 

そして、自分が充ではなく弟の光であること、本当の兄は交通事故で亡くなっていること、充は光の影の存在だったことを思い出し、それを受け入れたことにより本来の一星光として再出発を果たしました。

しかし。
兄の充は本当に死んでしまったのでしょうか。


事故のシーンでは救急車に運ばれる際に「三名負傷、内一名は心肺停止」と言うセリフが入っています。その後病院で目を覚ました一星が父親はどうしたのか尋ねていますが兄については触れていません。そして一星の回想により充は光を助けてそのまま事切れた、という風に語られています。

しかし、救急隊員のセリフから読み取るに少なくとも運ばれている時点で「二人は息がある状態だった」のです。また事故は玉突き事故のようになっており、13話の回想で前の運転席はかなり酷い状態となっておりました。光は後頭座席におりそこから充に助け出された形となります。

 

車の運転はもちろん父親なので父親は運転席、そして充と光は後頭座席にいたと考えるのが妥当でしょう。そうすると、父親の生存はまず絶望的です。前述した通り運転席は酷い状態だったので。なので私は「あの時心肺停止になっていたのは父親の方ではないか」と思うのです。光の回想で充は光を助けた後倒れています。あれだけで死んだ、と確定することは出来ません。気を失ったと考えてもいいでしょう。
けれど光は兄と父が死んだことを聞かされています。周りも家族を失ったという情報が流れています。しかし、光自身の目で確かめたわけではないのです。

 

少なくとも兄の充は、もしかしたらどこかで生きているのでは無いでしょうか。
そして、オリオン財団によって故意に死んだと伝えられているのではないでしょうか。
また、光の判断能力を前々から欲しがっていたオリオン財団が交通事故に見せかけ、光を財団に引き入れるため生きている兄の存在は隠されている…とも考えられます。

 

【追記】

フロイあたりにバラされて精神的に追い詰められてほしいとか そんな

 

●歴代キャラと比べて覚醒が早すぎること
これはメタ読みになってしまうのですが(笑)
無印、GOでは続編が出る度に主人公と共に並ぶような重要なキャラが出てきます。
無印では吹雪、無印3は例外として省きます(基山ヒロトやフィディオ、ロココなど居るのですがみんな覚醒したとかそういうのは無いので…ヒロトは2でやったし)、GOはフェイ、瞬木にあたります。

 

特に一星は無印2の吹雪の設定を奇襲していると考察しており、これはアレスが無印のストーリーを奇襲しているため、同じようになっているのではないかと思われます。
そう考えると吹雪は物語後半、ジェネシス戦で覚醒したのに対して、一星はわずか13話、FFI予選内で覚醒しています。いくらなんでもこれは早すぎなのでは?

 

またキービジュアル(これは更新する可能性もありますが)でも一星は明日人と対立するようなもしくは明日人と共に必殺技を撃つような形で描かれており、重要なキャラとして扱われています。

なのでこの早すぎる覚醒は今後何かしら一星関係でイベントがあるからだと思っております。実際21話ではフロイと会話と親しげに会話していたので、フロイとも今後関わっていくのでしょう。

また兄である充が生きている説を書いている通り、物語後半で充が出てくるため一星の覚醒は前半で行った、という風にも見れます。

 

▽本戦関係について

ひとつ言い訳をすると、当初は21話までのストーリー展開で考察すると決めておりました。しかしフロイが出てきたことと22話で本格的に登場するということで、ここから本戦関係は22話視聴後に見ていただけますと幸いです…。


●フロイについて
イナズマウォーカーで先行発表され、21話22話から本格的に登場したフロイ・ギリカナン。子文曰く息子。にしては歳が些か離れているような…。
さて、散々ラスボスだという噂が流れており一星とも仲は良い印象がありましたが22話にて「ロシアのチームにオリオンの使徒はいない、自分達はオリオン財団を認めない」と衝撃すぎる発言を落としていきました。
ぶっちゃけフロイがラスボスではないと思っていたので「さすがひのだぜ!俺たちに出来ないことをやってのける!(以下略)」だと思いました(笑)

ここらへんはマジでアドレナリンどばどばで書いてたせいで狂ってる…こわ…いやでもフロイはラスボスじゃないでしょ……どう考えてもオルガ・イツカの声or空にいるタイプの変態の声で喋るヤツでしょ…


●フロイという名前は経済学から?
語源から探ろうにも恐らく造語だと思うので分からないな~って感じだったのですが、アレスとオリオンの関係の示唆の項目にて「経済」の話を持ち出しました。そこと(無理矢理ではありますが)繋げるならばフローから取られているのかと思いました。

 

以下コトバンク 大辞林 第三版の解説

フロー【flow】

① 流れ。

② ある一定期間に産出・支出された財の総数量。マクロ経済学では国民所得・投資など、ミクロ経済学では売上高・賃金など。

 
あーそーゆーことね理解したわ(全然分かりませんでした)


まぁイナズマイレブンのキャラは名前に深い意味があるという子もいますがそこまで捻った考えで付けられているわけではないので関係ないと思います。でも面白そうだったので書いておきました。


●ロシアは敵か味方か~第三勢力説~
さてフロイ率いるロシアチーム「パーフェクトスパーク」はオリオン財団の息が掛かっていないと説明しておりました。ほんとにそうかは分かりませんが、少なくとも対抗しているスペイン、アメリカ、日本と共に入っているのでFFIの内部操作を行うオリオン財団としては敵対組織を全員戦わせて「勝った方が我々の敵になるだけだ」ってしたいのかもしれませんね。
それはそれとしてフロイの発言から本当にロシア、ないしフロイが敵か味方なのかを大雑把に考察していきます。

 

それがこの第三勢力説。
これはフロイが「オリオン財団を認めない」という発言を元に、オリオン財団とは別の勢力として動いてるという考察です。またイナズマウォーカー3月号にてひの社長から「彼はラ○○ス」という単語が出ていますがこれは「ラ・レジスタンス」という意味だと仮定します。
検索するとプロレスチームが出てくるのですがそれは置いておいて。レジスタンスという言葉は主に抵抗運動を指し、第二次世界大戦中のフランスの抵抗運動が典型となっております。語源もフランス語の抵抗という言葉が一般になったもの。
また頭につく『La』は英語の『the』と同じ意味(女性・単数名詞でもありますがここでは省きます)です。

では何故ここでフランスが出てくるのか。

 

それは2018年に行われたFIFAワールドカップに関係するからです。
見ていた方はピンときますが、フランスは2018年W杯での優勝国です。ちなみに開催国はロシアでした。
またロシアのカザニですが(イナズマジャパンの居在地となります)、実際にロシアでのW杯の開催地の一つとなっており、日本代表も同じくカザニをキャンプ地としておりました。元々新作のイナズマイレブンはこの2018年W杯と合わせてやる予定もあったので同じようにしていてもおかしくは無いでしょう。そしてアレスの当初の放送予定は2017年夏でした(アニメ刀剣乱舞とぶつかるんじゃね?ってビビってたので覚えてます)。つまりオリオンの放送開始と共にW杯を迎えたいというのもあったのだと思います。まぁ予定はズレましたが。


なお、大復活祭でアレス26話を執筆していると社長がコメントをしていたのでオリオン(本戦あたり)の脚本執筆時にはW杯が行われていたかと思います。その優勝国であるフランスをモデルとしたフランス代表が出てきたっておかしくはないわけです。無印の方ではフランス代表は名前だけでしたし、前シリーズとの差別化も出来ます。

 

さて話は戻り、フロイはオリオン財団の手先ではなくそれに対抗するレジスタンス、という風に考えております。またフランスがその本拠地、もしくは何かしら関わってくるのかもしれません。なので第三勢力として彼はオリオンの使徒ではなく「レジスタンス」であるということです。
この場合、レジスタンスは味方なのか?という点ですが、第三勢力と記載するように敵でも味方でもないという見方をします。
つまりオリオンとも日本とも違う形で何かを企てている、という可能性も無きにしも非ずということなのです。ただその企てにおいてオリオン財団が邪魔になるため、敵対していると考えたわけです。
そして消えたアレスの天秤、明日人の父親など、ここら辺に集約してくるのかもしれません。


フランス代表に関しては影も形もありませんので考察のしようも無いのですが、新OPにてちらりと映るくすんだオレンジ色のおかっぱ頭の子がもしかしたらフランス代表なのかもしれません。リーグ戦であたるチームのユニフォームでは無かったので暫定ではありますが。

私個人としてはこの考えに至った時点で「天才かよ…もう絶対これじゃん…」となったのでこうだったら嬉しいですね。当たってたら社長叙々苑で奢ってくれねぇかな。

狂ってる…いやそうはならんやろ…フランス名前すらでてないぞ…

 

ただレジスタンスは外れてるかもしれないんですが、フランスはやはり優勝国であるので今の総当りリーグ戦が終わって準決勝とか行く時に出てくる可能性は十二分にあると信じています。

 


●ロシアは敵か味方か~その他~
最初にあげたやつが的を得てると思いますが一応。

 

・オリオンの使徒
騙してるだけでめちゃくちゃオリオンと繋がってる。お父さんの駒として動く。アレスが無印をなぞっていたのでこちらは脅威の侵略者編であるストーリーをなぞるとして基山ヒロトのポジション。
いやでもこれされたら地獄なので嫌だなぁ。

・第三勢力、敵ver
父親のやり方が気に食わないから自分でパーフェクトワールドやっちゃお!っていう。だからオリオン財団は認めない。自分達でパーフェクトワールドを作ります!っていうやつ。

・普通に味方
父親が悪いことやってる自覚あり、人様に迷惑かけるとかまぢむり…という感じで普通に善人。いい子。レジスタンスの項目と異なるのはあちらはあくまで敵の敵は味方、みたいな感じだから。


●本戦の今後、試合展開など
これを書いてる時点でまだ本戦は始まっていませんが22話で野坂の口から「一次グループリーグ」という単語が出てきました。
今作では無印3とは別のルールで予選が行われており、本戦も少し変わっているようです。

 

※以下、Wikipediaより引用

世界大会(本戦)
世界各地の予選を勝ち上がってきた10チームで争われる。その10チームは5チームずつグループA、グループBに分かれてグループ内で総当たり戦を行う。勝利チームは3点、負けたチームは0点、引き分けの場合は両チーム1点ずつポイントが手に入る。最終的に両グループで点数が最も高い上位2チームが決勝トーナメントへと進出する。

グループA
イナズマジャパン(日本)、ナイツオブクイーン(イギリス)、ジ・エンパイア(アルゼンチン)、ユニコーン(アメリカ)、オルフェウス(イタリア)

グループB
ザ・キングダム(ブラジル)、リトルギガント(コトアール)、ブロッケンボーグ(ドイツ)、ローズグリフォン(フランス)、レッドマタドール(スペイン)

 

 

これが無印3での試合方式でしたが、今回は一次グループリーグとなっており、総当り戦だとは思いますが4チームとなっているので恐らく二次グループリーグ、もしくは準々決勝があるのだと思います。まぁでもそこまで大きくは変わってないと思うのですが。


そう考えるとやはり一次グループリーグ戦でのロシア参戦はブラフな気がするんですよね。オリオン財団の総本山とも言える場所でロシアチームと財団がどういう関係なのかは分かりませんが、少なくともここで当たるロシアはラスボスチームでも何でもないでしょう。やるならむしろ、決勝で新たなチームとしてぶつかるくらいでしょうか。

 

さて、一次グループリーグ戦では初戦がスペイン、その次がアメリカ、そしてその次がロシアだと思われますがアメリカにはあの「鈴木爆発」が潜んでいます。


※鈴木爆発とは…イナズマウォーカー3月号にてアメリカ戦を4文字で表すと的な質問に対してひの社長が答えた言葉。ディランの中の人かと思われたが実際にその名前のゲームがエニックス(現在は合併してスクエアエニックスとなっている)さんから2000年に発売しており、文字通り爆弾解体ゲーム。主人公の女性が鈴木なので鈴木爆発。私はまだ実況でちょっとしか見てませんがバカゲーだけど神ゲーだそうです。みかん爆弾の威力が強くて東京23区吹き飛ばしてたのは笑った。

 

何故鈴木爆発なのか、爆弾が仕掛けられるのかそれとも別の何かがあるのか。
恐らくこれが皆様の手に渡る頃にはアメリカ戦が始まっているかと思いますのでざっくり予想でもしておきます。

それがやってねーんだな。というか普通にディランが爆発したのでたぶんあれがそうなんだろうけど、とりあえず考察してたので見てあげてね…

 

【送迎バス、もしくはスタジアムなどに爆弾が設置されている】
これはまぁ、妥当かなぁって感じです。アメリカも日本も諸共吹き飛ばすのならスタジアムとか、あとはロシアは雪国ですので雪崩を上手いこと爆発で起こせれば生き埋めに出来ますね(鉄骨があるなら雪崩だってあるさ)。
送迎バスは前に一星がやった方法ですが、あれは不発に終わったので今回こそやるかなー的な。
オリオン財団ならスタジアム自体に細工も出来そうですしね。

 

【赤と青の導線】
これは少し視点を変えた話です。
爆弾と言えば、赤と青の導線、どちらを切るかという緊迫した状況で迫られる選択で爆弾というものを表すものとして知られています。主にフィクションではありますが。名探偵コナンの時計じかけの摩天楼とか有名ですね。
そして鈴木爆発には爆弾の導線が赤と青どちらかを切るかで解体出来たか否かがわかります。間違えれば当然爆発します。

何故赤と青の導線の話かと言うと、アメリカにはオリオンの使徒は居ないのですが、今後オリオン財団が接触してくる可能性があり、またオリオン財団によってアメリカ側が何らかの方法で人質を取られ日本に勝つように指示されたりとか、負けたら選手生命を絶たれるとかそういう卑怯な手を使われて、どちらかを選ばなければならない、みたいな展開になるのかなーと。批判されるかもしれない、みたいなこと言ってたのでそういう血も涙もないことを強いられてしまうアメリカチームとか有りそうなんですよね…。

何はともあれ、今後の展開は波乱しかないんでしょう。


●一星の良心
本来ならば一星の項目で書きたかったのですが22話のネタバレがありますのでこちらに記載します。
以前、イナズマウォーカーで一星役をやられている声優さんがゲストに来ていた回がありました。その際、一星の今後について語られていたのですが社長か声優さんのどちらかが「一星は完全な悪という訳でもなくて、良心が無いわけじゃないからたまにそうやってボロを出してしまうポンコツ具合が良いけど、そういうのを捨てて悪に走る」的なことを仰っていました(これはもうほんとに記憶と当時のツイートを頼りに言ってるので裏付けが…出来ない…)。
良心も無くなる、だったかもしれない…。


これまでは充としての彼を見ていたのとこの時の放送でも充としてオリオンの使徒としての姿だったので、一星には今後さらなる試練があるのかと思っていたのですが。

22話で一星はチームの皆に迷惑がかかるということでチームを離脱しようとします。これは趙金雲から止められており、離脱はしていませんが、チームのみんなとサッカーが出来ることが幸せだと一星は語っています。そして自分の仲間を手にかけるのならば、友人関係であるフロイも敵に回すと。


ここで繋がってくるのが「良心さえも無くなる」という点です。今や一星は本来の良心のある穏和な少年となっておりますが、その実、目的の為ならば手段は選ばないという行動面も持ち合わせています。これは一星にとって『光』という守るべきものが全てだったからです。そのために自分のやりたいサッカーを捨ててまでオリオンに服従していました。しかしこれは『光』と『充』に別れていたことと、光自身が辛いと感じていた、充の人格もまた光本来の人格に引きずられて呵責に耐えられないような状態でした。
けれど今の一星は光として再出発をしています。充の人格は長い眠りにつき、光として本来の自分として振舞っているため、これがもし当初のような「手段も選ばない」と追い込まれるようなことがあれば、それこそ今度こそ一星はその良心さえも捨ててしまうのでは無いでしょうか。

 

善と悪の概念の話になると多種多様になってしまいますが、善性と悪性は紙一重です。決められたルールに基づき人の定めた方法を行うことが善ならば、己が信念に基づきあらゆる手を尽くすことが悪となるでしょう。つまり、多くの価値観から見たそれが、悪となりうるものなのかもしれません。
一星の今後が心配ですね…。


●黒幕は明日人の父親?
これはもうアレスで父親がいることが発覚した時点でずうっと推してる説です。
ただギリカナンと新条が敵として描かれてはいるので、オリオンではこの2人なのかもしれません。


また明日人の父親は新条琢磨ではないかと言われていますが、オリオンのPVの時点でそんな感じはしてましたね。ですが今それを確定するための材料はないので憶測でしかないのですが……。
またはミスリード、という可能性もあります。
例えばストーリー三部作全てを通しての黒幕が明日人の父だと仮定すると、まだこの段階で出てくるものでは無いですし、明日人父はプロサッカー選手だったため、チームメンバーが他にもいるでしょう。新条はあくまでそのチームの一人にしか過ぎない、という風にも考えられます。

 

【追記】

名探偵あべこ しっかり推理しておるぞ()

というか普通に新条さんでもいいんだけどあまりにも似てないからさぁ…アスレイさんぐらいに分かりやすかったらいいのにね。新条さんが西蔭のお父さん説はすごく面白くて好きなのでそれも推したいですね

 

現段階の明日人は少しずつ父親とはどんなものなのか興味を持ち始めている段階なのでそれが今後、ストーリーとどのように絡んでいくのか、楽しみではありますが怖い部分もありますね…闇堕ちは無くても離脱はあり得ると思うので。

 


▽趙金雲の謎、考察

ということで胡散臭い中国人こと趙金雲の考察となります。ほかのものを見る限りやっぱり金雲は胡散臭いし信じられないし適当だしで敵もしくはオリオン側と繋がってると予想もされていますが、ここでは金雲は「サッカーを愛する人間」として考察を行いますので、金雲そんな好きじゃないな~って方にはキツイかもしれません。


●金雲の年表
これは以前配信されたイナズマウォーカーにて更新された趙金雲のこれまでの経歴となります。

 

  • 最終学歴 スタンフォード大学 主席卒業(当時22歳) 以後
  • 3年 カンフー師範
  • 3年 軍人
  • 3年 ベースボールプレイヤー
  • 3年 サッカープレイヤー
  • 1年 サッカー監督
  • 4年 ???
  • 6年 路地裏少年隊(ハオと出会う)/上海星猫団 監督
  • 現在 雷門中サッカー部/日本代表/中国代表 監督

 

スタンフォード主席ってめちゃくちゃ頭いいんですよね……下手すれば東大よりも多分…。なんだこのチートは。
この年表を見ながら色々突っ込んでいきましょう。

 

●明日人父と知り合いである可能性が高い
年表から分かるように14年前、金雲はサッカープレイヤーをしています。そして明日人は現在13~14歳です。つまり産まれる前もしくは産まれた前後あたりに金雲はサッカー選手だったわけです。そして明日人の父親はプロのサッカー選手でした。
これはもう偶然では無いでしょうねぇ。


またヨネさんが稲森家を知っている口ぶりから元々ヨネさんとも知り合いである可能性もあり、色々な事情を知った上で協力してるということもあるでしょう。

また明日人父が黒幕だと思っているので(確証はないので勘です)、パーフェクトワールド、もしくはその先にまだある何らかの計画を知ってそれを阻止するために動いていると考えています。
こればかりは本編で語られていないのでまるきり憶測や想像に過ぎないのですが、有りそうだなぁと。


●全ては金雲の仕組んだこと
オリオン財団によるパーフェクトワールドの実現を阻止することが彼の目的でありますが、その為の準備が伊那国による新生雷門サッカー部誕生だったのではないでしょうか。

これはアレスからオリオンへの伏線の項目にて触れていましたが、かつての雷門イレブンが強化委員として散り散りになったのはオリオン財団との癒着があったのでは無いかと推察しておりました。

前述したものはいわゆる客寄せパンダとしての考察でしたが、ここでは金雲が日本にたどり着く前に取られた措置として考察致します。


というのも、金雲は世界サッカー協会から除名処分という扱いを受けサッカー界から10年もの間、姿を消していました。そして世界サッカー協会の理事はオリオン財団のトップ、ギリカナンです。恐らくパーフェクトワールドの計画を聞かされた金雲がそれに反対し、オリオン財団ないしは世界サッカー協会に逆らったとして除名処分を受けたのでしょう。サッカー界に居られなくなった金雲でしたが、それでも彼は諦めてはいませんでした。それはハオとの出会いの部分でも語られています。


そして、パーフェクトワールドの阻止のために金雲は日本へと渡ります。
もしそれをオリオン財団が何らかの形で知っていたとしたら、金雲が雷門と接触すれば、パーフェクトワールドの邪魔をされてしまうと考えてもおかしくはないでしょう。そのため、親善試合という名目で雷門を敗北させ、体良く強化委員というシステムでバラバラにさせた、となれば金雲は日本へ渡っても雷門全員を集めるのは時間がかかってしまいます。

この説を前提として見えてくるのが、散り散りなってしまった雷門をかき集めるよりも雷門のようなイナズマ魂を持った子供達を集め強くすること、強くなってもらうこと。
もしくは、今の雷門だけでは到底適わないため、強化委員で彼らが他の選手を強くし、こちらは雷門のような熱い信念を秘めた選手を見出してFF、FFIに臨むこと。

 

それこそが伊那国イレブンです。

どんな形で伊那国イレブンのことを知ったのかは検討がつかないのですが、金雲が伊那国イレブンのことを知り、彼らならFFに優勝しFFI参戦への道を作ってくれる。そう考え、彼らがスポンサー制度で廃部になりそうなのを【スポンサーになってもいいと手紙を送り付け】上京させ、雷門へ編入させることによって彼らにサッカーを続ける道を示したのと同時に、彼らの力を借りてパーフェクトワールドを阻止する作戦を立てた、というものです。

 

つまりアレス1話からの展開はほぼ全て金雲が仕組んでいたことだった、という感じの考察です。
少なくとも、廃部寸前の伊那国に突然スポンサーになってもいいと条件を付けて送ってきたの、金雲なんじゃないかと最近思うようになりました。そうすればアイランド観光も既に金雲が話を付けてたのかもしれない……。

そして晴れて伊那国イレブンが雷門イレブンへとなり、そこの監督して収まる。
なんていうか、全部計算ずくでやってるんだと思います。


●そのほか
何となく金雲は昔オリオン財団にいたのかなーって思っていたのですが、今のところはそういうのは明かされていません。
ギリカナンや新条と顔見知りだったのでそう考えていたのですが、財団の人間でなくともサッカー選手、サッカー監督をやっていたので財団の人間でなくとも知ってる可能性は十分ありますからね。
もし財団の人間だったのなら、オリオン財団がスポーツ界を脅かす計画を立てているのを知り、それを食い止めようとするも1人ではどうにもならず除名処分され、財団から離反したという風に考えるのですが…。

また除名処分後の空白の4年間ですが、フロイくんの項目で記載した「レジスタンス」が本当であったのならば、その4年間はフランス(もしくは別のところで)のレジスタンス活動をしていた可能性もあります。これはあくまで考察した内容からの派生ですのでまるきり違うかもしれませんが、そう考えると面白くなりそうだと思いました。
フロイとも顔見知りかもしれません。

 

金雲が何故、パーフェクトワールドを阻止しようとするのか。
それは彼がサッカーを愛する人だと思っています。本来ならば楽しく面白いスポーツとして人々に親しまれるサッカーが、ただ経済だけを理由に全てがオリオン財団に決められて行われるのはやはり楽しくもなんともないですから。だからこそ彼は、それは阻止せねばならないと考えたのかもしれません。


私個人は、金雲はきっとサッカーに触れてサッカーの楽しさを知ったのだと思っています。年表を見ても、サッカーをし始めてからサッカー以外のことはしてませんし、スタンフォード主席卒業ということもあって、もしかしたら人生そのものに退屈していたのかもしれません。だから転々とやることを変えていましたが、そこでサッカーに出会い、何かが変わった、だからサッカーを愛する人間として動いている、と思います。

 

 

▽雨宮太陽の登場の意味

オリオンの刻印第9話にて登場した、幼少時の太陽についてです。
彼はGOから登場する天馬のライバルであり、後に時空最強イレブンのメンバーとなります(劇場版では新生イナズマジャパンにも選ばれていました)。
太陽は元々重い病気でサッカーをやる体力もあまり無く、天馬との戦いでは無理をおして試合に出ているような状態でした。GO2から普通にサッカーしていたのは多分、何かしらあったんだと思います。ミキシマックスのおかげかもしれない。
そしてオリオンでは野坂が手術のために渡ったアメリカの病院に入院している子供として登場したのです。


本編でどのように登場したかは省きますが、病気でサッカーが出来ないけれど、そんな自分だからこそ、イナズマジャパンに自分の分までサッカーをしてほしいと、野坂に思いを託すのです。

ここから分かることのように無印からGOの流れとはまた別のパラレルワールドであるにも関わらず、雨宮太陽はGOと同じように病気を患っていることです。
社長によるファンサービスであることは間違いないのですが(8話から10話までは社長が脚本を担当しています)、
それならば、主人公の天馬でも良かったはず。声を担当されている寺崎さんがすでに戦神シリーズで別キャラを担当されているのでそれが叶わなかった、とも思えるのですが、それだと日本代表選抜発表会のオリジナルドラマパートに乱入してきた天馬とは一体…。
でも寺崎さんありがとうございます……!!

とにかく、可能であることは確かです。けれどそうではなくて敢えて太陽を出したのならば、間違いなくそれはファンサービスではなく意図したものなんだろうと考えました。


●太陽神 アポロ
GOからは化身という、自分の力を具現化させたものが登場するのですが(JOJOでいうところのスタンドですね)、彼の化身は太陽神アポロ。言うまでもなくギリシア神話に登場するアポロンがモデルですね。
そしてこのアレス、オリオンのシリーズではギリシア神話の神々の名前が副題として付けれらています。勘のいいひとはもうここで気づきますよね。
オリオンとアルテミスの話です。


●アルテミスとオリオンについて
アポロンとアルテミスは兄妹(姉弟とも)でしたが、アルテミスがオリオンと仲良くなりやがて結婚するであろうとほかの神々からも言われるようになりました。アポロンはオリオンが嫌いだったんです。オリオンは簡単に言うとプレイボーイではあったんですがまぁ問題も多かったんですね。乱暴者のオリオンが嫌いだったのと、アルテミスは処女神でもあったので恋愛が許されているわけではなかったそうです。ここらへんはアルテミスの逸話で詳しく語れていたかと。

また、アルテミスはそんなアポロンを特に気にしていなかったのです。


そして悲劇は起きてしまいます。
アポロンは弓の名手でもあったアルテミスの腕をわざと馬鹿にしました。そして遠くを指さして「あれを射ることが出来るか」とアルテミスを挑発したのです。当然アルテミスはそれに応えます。そうして矢を放ちました。
しかしそれはアポロンの仕組んだ罠で、彼女が矢で討ったのはオリオンだったのです。当然オリオンは死にました。騙されていたとはいえ、アルテミスはオリオンを殺してしまったという、そんなエピソードがあります(なお、これがきっかけでオリオン座ができるんですがそれは割愛します)。


どう考えたって太陽の登場、ファンサービスなんてかわいいものだと考えられない…。
逆を言えば、オリオンに終止符を打つのはアルテミスですので直接関係はないのですが、野坂との絡みから考察すると西蔭がアルテミスリングなんていう名のついた必殺技を出したのも関係してくるからなのかと邪推してしまう。

 

私が考えていたのは、「オリオンのキービジュアルで野坂が大きく映っていた」という謎は彼がオリオンであることの明示で西蔭のアルテミスリングを使ったことにより間接的に西蔭がアルテミスとなるのでは?ということです。怖すぎるからあんまり考えない方がいいのか。

あとはアルテミスが尊敬していた女神が「知略の神アテナ」なのですが、もしかしてアテナの方が野坂の暗喩なのだろうかと考えてたり。アテナはアレスとの考えの違いから戦争したこともあるので…。

またこれも余談ではありますが、明日人がアンタレス(アンチ・アレスとも。さそり座のa星で一番光ってる星)としてオリオンを追い込むという図も今後出てきそうです。


※オリオンは一説でサソリに刺されて死んだということからさそり座が東から昇ってくると逃げるようにオリオン座が西へ落ちていくため。またこれはガイアの怒りを買ったためだがアルテミスが差し向けたという説も。

 


▽アルテミスリングの謎

西蔭が9話で初披露させたGK技「アルテミスリング」。ユウちゃんの発言ではこれを発動するためには野坂が前線にいること、また有効範囲がある、との事でした。

アルテミスと言えば太陽くんの項目で書いたように月の女神アルテミスのこと。しかしその名を冠するアルテミスリングの発動条件とは一体なんなのか、それを今出来るところまで考察していきます。

なんかACのほうでネタバレされてた?らしいんですが気にしないでやってるので気にしないでください


●発動条件とギリシアの神々~オリオン編~
鍵を握るのは当然野坂が前線にいること、ということなのですがアルテミスの逸話は先程述べたようにオリオンを射抜いたものがあります。それを元にするのなら、野坂が西蔭の前よりも遠ざかっている、前線にいる状態でのみアルテミスリングが使える、ということなのかと考えました。
しかしアルテミスがオリオンを、罠に嵌められたとはいえ射抜くというエピソードは何というか後味が悪いしその逸話から必殺技の名前っていうのは…なんだかなぁ、とも思っており……。
まぁ、野坂をオリオンと見立てるならば野坂の元へ必ずボールを返さないといけない、ということになりますからその点では野坂がいる状態を発動条件とするにあたっては間違いではないかと。


●発動条件とギリシアの神々~アポロン編~
続いてはアポロンです。これは野坂をアポロンと見立てる説になります。これは太陽くんとの会話を『継承』と見立てるという前提になりす。今作での太陽くんは自分の分までサッカーをやってほしいと野坂に託し、その想いを受け止めた野坂がありのままの自分としてサッカーをするという決意をするのですが、それによって野坂をアポロンとして見るということです。

がしかし、アポロンの逸話でアルテミスと関係があるものはオリオン殺しの話が一番有名ですし、後はアルテミスとは双子として扱われていることやトロイア戦争では共にトロイア側を応援した、ということくらいなので…(本筋と離れるためググッて出てきたものしか見てないのでそれ以外は分かりませんでした)


トロイア戦争と言えばトロイの木馬の語源にもなっておりますのでそこ関係かもしれませんが、かと言ってアルテミスリング発動条件に関わるものは得られず。

仮にもしアポロンだとするならば、野坂がフィールドにいることに意味があるということかもしれません。アポロンとアルテミスは共に「遠矢射る」の称号を持ち、二人とも弓を使うため、同じ王帝月ノ宮で共にいた野坂と西蔭をそのようになぞらえるのならば、野坂が居なければ発動できないのかもしれません…。

 


▽次回作の話

さて、戦神シリーズは社長のポロリにより「戦神三部作」と言われております。ので恐らく次回作があります。また放送話数も100話超えとなるそうなので、無印やGO同様に最後の作品があるかと。


●次回作はポセイドン関係
何故ポセイドンなのか。それはアレスとオリオンに関係があるからです。


オリュンポス十二神のうちの一人であるアレスは自分の娘をポセイドンの息子に乱暴されブチ切れてポセイドンの息子を撲殺しました。それを聞いたポセイドンは息子を殺された怒りから彼を神々の裁判にかけるのです。これが世界初の裁判となりました。また天秤は選別するという特性から裁きの象徴ともなります。なので裁判が行われたアレースの丘からアレスの天秤というタイトルが来ている、と思います。


またオリオンはポセイドンの息子にあたります。母親は諸説あるのですが父親に関してはポセイドンで統一されているようです。

このようにポセイドン関係できているので次回の作品のタイトルはそこから来るのではと予想しておきます。誰が来るかまでは分からないのであれですが…。

個人的は本人であるポセイドン、アテナ、ハデス、ゼウス、星関係でいくならカシオペアあたりかなーと。

 

 

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人狼ゲームに関しては、そんな関係ないので載せません。

ただ、一つ気になるとすれば、その原点。

※以下、自分の考察本より

 

人狼ゲームの説明


人狼ゲームってなんだろう?と思われた方は少なからずいらっしゃると思います。また、調べてみたが種類が沢山あってどれかどれだか分からない…なんて方もいらっしゃるのでは。

なので簡単に説明すると、


2001年、アメリカのゲームメーカーより発売されたパーティーゲーム汝は人狼なりや?」。これが基盤となっていることがほとんどです。かく言う私もこの人狼なりやが原作だと思っていました。

 

しかし、実はその発売前から存在していた海外の伝統ゲームなのです。
※より詳しく知りたい方はうぃき先生へ!

 

私達に身近な遊びで言うと、ケイドロ(ドロケイ)に似たものになります。元々はマフィアと市民に別れて争うゲームだったものが、時代を追うごとに追加ルールやアレンジなどが施され、より面白く、より楽しくなっていきました。そうして生まれたのが人狼です。

 

そこに商業商品として発売されたのが「汝は人狼なりや?」。パーティーゲームなのでコンシューマーゲームとは違い、ゲーム機やカセットは無く、また他のTRPG(テーブルロールプレイングゲーム)とも違いルールブックも存在しません。
要はカードセットなんです。
分かりやすい例えだとトランプゲームですかね。

 

まぁカードが発売される前から遊ばれていたものなので分厚いルールブックが無くとも、役職を決めるためのカードだけで問題は無いわけです。

そしてこれを機に、他のゲームメーカーからカードセットが販売されるようになります。
また海外ではプレイヤー独自のアレンジが加えられたカードもあるそうで、言ってしまえば『ある程度ルールが決められただけの自由性の高いゲーム』なんです。

 

なのでカードセットごとに役職が違っていたり、ルールが変わっていたりしますし、この日本でもメーカー事に違いがあったりします。
どれが正解と言うわけではないので、気になったゲームがあれば遊べばいい、という気軽なものです。私はまだ人狼なりや?しか知らないのですが、他のゲームの役職も個性があって面白いなぁと思ってます(パン屋さんが好きです)

人狼ゲームは昔ながらの遊びでありながら対話式推理ゲームとなっており、その熱は今も尚続いているのです。

 

 

原点となった「市民とマフィア」のゲーム、その発祥地は【ロシア】

そしてロシアには様々な伝説や信仰があるのですが、その一つに人狼信仰】がありました。

 

一体、何なんでしょうね。

 

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これが出した本の中身です。

冷静に見返すと完全に狂って書いてる部分あったのでめちゃくちゃ恥ずかしいですねハハハ(白目)

もしこれを見て「いやここはこうでしょ」とか「自分はこう考えてた」とか、そういうのがあったらドンドン発信してみてください。

 

考察に、正解は存在しません。

数式のように解は一つ、という訳ではありません。

だからこそ私は、私の思う美しい解を探しているのかもしれませんね。

 

それでは。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。